背骨は成長過程でカーブを作る。【1番の近道は・・・】
人間の骨格は出産後の成長過程で作られています。
- 仰向けになる
- 寝返りをうつ
- うつ伏せのまま顔をあげる
- 手をつき上体を反らす
- ハイハイをする etc.
これら当たり前に行う動作ですが、この1つ1つの動作に意味があります。この過程を行うことでその人にとっての正常な骨格が形成されていきます。
この大切な時期に両親が「高い高い」したり、高いところから落ちたり、テーブルの角に頭や顔をぶつけるなどといった衝撃は子供の成長にも悪影響を及ぼすので注意してください。
正しく形成された骨格は、脳からの指令を全身に届ける神経の走行を邪魔をしないような形になっています。このように正しく配列されたものが、生まれた時から日常生活において常に歪みのきっかけを作る恐れがあります。それが、出産時かもしれないし、学生時代の悪ふざけや部活動、交通事故の可能性もあります。
今ある症状の原因が「過去の怪我」で、結果として「今ある痛み」(頭痛、めまい、肩こり、腰痛など)だっとしたら今行なっている治療は見当違いかもしれません。原因を理解した上で治療をしていくように当院では心がけています。
治療内容より、検査で原因をハッキリさせることが1番の近道かもしれませんね。