【ストレートネック/スマホ症候群】20代後半 男性 パソコン作業 首の痛み/肩こり

【性別】男性

【年齢】20代後半

【仕事】パソコン作業

【症状】首の痛み、肩こり

 ー(自覚症状)首の痛み、眼精疲労、体力低下、睡眠不足

 ー(身体状況)

骨盤の左右の高さ・開き、足の付け根の位置などには大きな左右差は見られません。腰の骨が大きく反れているのがわかります。

「ストレートネック」や「スマホ症候群」とクリニックから説明を受けた問題の首に関しても、確認をしました。少し下を向いてしまっているように見えますが、多少顔を上げたとしても正常な首の骨のカーブは形成されていません。

椅子に座り、顔の傾きや肩の高さなどを確認した際も顔が傾いて見えましたが、これは身体の傾き、首の骨のアーチの消失が原因であるとレントゲンを見て納得できました。

頭の重さを支えるために首に負担をかけ歪み、腰に負担をかけ歪み、背中に負担をかけ丸くなり、骨盤が歪む・・・このような順番で身体は崩れてきます。

構造が崩れ

機能が低下

症状が出る

治療へ行こう!と思う頃にはこの①と②が起きているから痛みという形で症状が出ています。この患者様の場合もレントゲンで構造が乱れていることが確認できました。まずは構造を正常にすることを目標に治療を進めていこうと思います。

【患者様の生活】

ついつい不良姿勢のままパソコン作業を長時間する / 学生時代にサッカーで激しく転倒した / 睡眠不足 / 運動不足 / 睡眠の姿勢が必ず右肩を下にする / etc…

などが今になり骨の変形に伴い、日常生活でも負担をかけ今日の症状につながっています。

※この患者様は過去に4つの治療院に通われていましたが、足の長さが異なるように見えると言われて骨盤矯正を高頻度で受けてきたということ。15回ほど施術を受けても全く症状の改善が見れないので心配になり、友人の紹介で当院にご来院になりました。レントゲンを分析すると骨盤の歪みを矯正する必要がないことがわかりました。レントゲン分析をせずに行う骨盤矯正は健康な骨盤を、壊す恐れがありますので絶対にやめてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です