デスクワーク腰痛の原因は“姿勢の硬直”と“神経の疲労”|腰を守るために今日からできること
長時間のパソコン作業やオンライン会議。
気づけば腰が重く、立ち上がる時に「うっ」と痛みが走る。
そんな“デスクワーク腰痛”に悩む方が急増しています。
単なる運動不足ではなく、姿勢と神経の疲労が深く関係していることをご存じでしょうか?
この記事では、腰痛がなぜ起こるのかを根本的な視点で解説し、整体的アプローチと、今日から実践できるセルフケアのポイントをお伝えします。
なぜデスクワークで腰痛が起こるのか?

「ずっと座っているだけなのに腰が痛い」
多くの人がそう感じる理由は、座る姿勢が“休む姿勢”ではないからです。
座り姿勢では、上半身の重みを骨盤と腰椎(腰の骨)が支えています。
姿勢が崩れると、
・骨盤が後ろに傾く
・腰の自然なカーブ(前弯)が失われる
・背骨を支える筋肉が常に緊張する
といった状態になり、腰に負担が集中します。
さらに、長時間同じ姿勢を続けることで、神経の働きも鈍くなり、血流が悪化。
痛みやだるさが慢性化していくのです。
姿勢の“硬直”が引き起こす悪循環
長時間のデスクワークでは、身体を動かさないこと自体がストレスになります。
・浅い呼吸
・お尻や太ももの筋肉の硬直
・骨盤のゆがみ
・神経の圧迫
これらが重なり、「姿勢が硬直したまま戻れない」状態に。
この時、腰痛は単なる筋肉疲労ではなく、神経の疲労反応として現れます。
特に、腰から出ている「坐骨神経」が圧迫されると、足のだるさや痺れを伴うこともあります。
腰の痛みを繰り返す人の共通点
デスクワークの方に多いのが、次のような傾向です。
・座る姿勢が浅く、背もたれにもたれかかる
・骨盤が後傾して背中が丸くなる
・肩や首が前に出ている
・呼吸が浅く、疲れが抜けにくい

この状態では、背骨全体のバランスが崩れ、腰が“支え役”として過剰に働かざるを得ません。
つまり、腰が痛いのは「腰の問題」ではなく、
姿勢全体の崩れが原因になっているケースがほとんどです。
神経の疲れを取るには「動かすより、整える」
腰痛の改善というと「ストレッチ」や「筋トレ」を思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、慢性的な腰痛の場合、まず必要なのは神経の安定です。
姿勢が崩れて神経の働きが乱れた状態では、筋肉を動かしても正しく働かず、逆に疲労が溜まることもあります。
整体では、背骨や骨盤の歪みを整えることで神経の通りをスムーズにし、身体が自然に動ける状態をつくります。
神経の負担が軽くなると、筋肉も正しく緩み、「無理なく動かせる」姿勢が戻ってくるのです。
当店の整体アプローチ|姿勢・神経・筋肉の三軸で整える

新橋カイロプラクティック整体院では、腰痛の根本原因を「姿勢」「神経」「筋肉」の三軸から整えます。
・姿勢(骨格):骨盤と背骨のバランスを調整し、正しい重心に戻す
・神経:振動機器と手技によって神経の過緊張を和らげる
・筋肉:硬くなった腰・背中の筋肉を自然に緩める
また、必要に応じて医療提携先でレントゲン確認を行い、身体の状態を可視化したうえで施術を進めます。
今日からできるデスクワーク腰痛対策
整体で整えた身体を維持するためには、日常生活の中で「腰に負担をかけない姿勢」を意識することが大切です。
・椅子に深く座り、背もたれと腰の間にクッションを入れる
・1時間に1回は立ち上がり、軽く身体を伸ばす
・足を組まず、両足をしっかり床につける
・デスクの高さを調整して、肩の力を抜く
このような“小さな積み重ね”が、慢性腰痛を防ぐ大きなポイントになります。
まとめ|腰痛の本当の原因は「姿勢と神経」
腰痛の根本には、筋肉のこりだけでなく、姿勢の崩れと神経の疲労があります。
マッサージで一時的に軽くなっても、すぐに戻ってしまうのは、根本が整っていないためです。
「座っているだけで痛い」
「朝起きたときに腰が重い」
そんな方こそ、姿勢と神経を整える整体を試してみてください。
👉 腰痛の詳しい原因と整体での改善法は
腰痛のページはこちら をご覧ください。

🖋 記事監修
新橋カイロプラクティック整体院
院長 山本優希(国家資格 柔道整復師)
— 姿勢(骨格)・神経・筋肉の三軸から根本改善を目指す整体 —


