不眠の原因は“神経の緊張”にあり|自然に眠れる身体を取り戻す方法
「布団に入ってもなかなか眠れない」
「寝ても途中で目が覚めてしまう」
「朝になってもスッキリしない」
そんな“眠れない夜”が続いていませんか?
不眠は単なる生活リズムの問題ではなく、神経が休めない状態が続いているサインかもしれません。
この記事では、眠りを妨げる神経の緊張と姿勢の関係、そして“自然に眠れる身体”をつくるための方法を解説します。
眠れないのは「神経のスイッチ」が切り替わらないから
人が眠るためには、活動を司る「交感神経」から、休息を司る「副交感神経」へとスムーズに切り替わることが必要です。
しかし現代社会では、常に刺激と緊張が続き、この切り替えがうまくいかない人が増えています。
・仕事や人間関係によるストレス
・夜遅くまでのスマホ・パソコン作業
・浅い呼吸による酸素不足
・運動不足による血流の低下
これらが積み重なると、身体が常に「戦闘モード」になり、寝ようとしても神経が休めない状態に陥ってしまうのです。

神経の緊張を高める「姿勢の崩れ」
実は、眠りと姿勢には深い関係があります。
猫背やストレートネックなどで背骨が歪むと、首から背中を通る神経が圧迫され、脳へ「まだ活動中」という信号が送られ続けます。
つまり、姿勢の歪みは神経がリラックスできない原因でもあります。
とくにデスクワーク中心の方は、日中の姿勢がそのまま夜の眠りに影響しているケースも少なくありません。
寝ても疲れが取れないのは「神経が休んでいない」から
「しっかり寝たはずなのに、朝がつらい」
「休日も眠った気がしない」
そんなとき、実際には眠っていても神経が休息モードになっていない可能性があります。
・呼吸が浅い
・首や背中の筋肉が硬い
・脳が“緊張信号”を出し続けている
このような状態では、睡眠中も交感神経が優位のままになり、眠りが浅く、回復しにくくなります。
“神経が休める身体”をつくる整体の考え方
新橋カイロプラクティック整体院では、不眠の根本原因を「姿勢(骨格)・神経・筋肉」の三軸から整えています。
・姿勢(骨格):背骨の歪みを整え、神経の通りをスムーズにする
・神経:振動機器と手技によって神経の興奮をやさしく鎮める
・筋肉:背中や首の緊張を緩め、深い呼吸を促す
神経の働きが安定すると、夜になると自然に“休むモード”へ切り替わりやすくなり、薬に頼らず眠れる状態へ導くことができます。

今日からできる快眠のための習慣
整体と並行して、日常の中でも神経を落ち着かせる時間をつくりましょう。
・寝る1時間前はスマホやPCを見ない
・38〜40℃のぬるめの湯に10分ほど浸かる
・寝室を暗くして、照明を少し暖色系に変える
・仰向けで首の後ろを温める
これらはすべて、副交感神経を刺激し、“神経が休むスイッチ”を入れるシンプルな方法です。
まとめ|眠れる身体は「神経の安定」から
不眠の原因は、睡眠時間ではなく、神経が休めているかどうかにあります。
姿勢を整え、神経が安心できる状態をつくることで、“自然に眠れる夜”を取り戻すことができます。
👉 不眠の詳しい原因と整体での改善法は
不眠症のページはこちら をご覧ください。
🖋 記事監修
新橋カイロプラクティック整体院
院長 山本優希(国家資格 柔道整復師)
— 姿勢(骨格)・神経・筋肉の三軸から根本改善を目指す整体 —



