眼精疲労と自律神経の関係｜“ストレス疲れの目”を回復させる方法

「目の疲れが取れない」「仕事終わりはいつも目が重い」
「視界がかすむ」「集中力が続かない」

そんな眼精疲労に悩む人が増えています。

実はその原因、目の使いすぎだけではなく、自律神経の乱れにもあるのです。

この記事では、ストレスが目に与える影響と、“神経が休める身体”を取り戻すための整え方を紹介します。

ストレスが“目の神経”を緊張させる

人間はストレスを感じると、身体が自動的に「緊張モード（交感神経優位）」になります。
このとき、血管が収縮し、血流が低下。

その結果、首や目の周囲の筋肉が硬くなり、目の奥が重く感じたり、焦点が合いづらくなったりします。

つまり、仕事のプレッシャーや長時間の緊張状態が続くだけでも、目の疲れはどんどん蓄積していくのです。

視覚情報の多くは、首の後ろにある「脳幹」や「視床下部」といった神経の中枢を通じて処理されます。
そのため、目の疲労が続くと脳までオーバーヒートし、自律神経のバランスが崩れていきます。

すると、以下のような状態が起きやすくなります。

・目の奥がズーンと重い
・光がまぶしく感じる
・頭がぼーっとして集中できない
・眠りが浅くなる

これは、脳と神経が休むタイミングを失っている状態。
“目の疲れ”と“神経の乱れ”は、切っても切り離せない関係なのです。

デスクワークやスマホ時間が長い現代人は、目から入る情報量が圧倒的に多くなっています。

その結果、脳は常に処理を続けており、「目を閉じても神経が休まらない」状態が続きます。

さらに、姿勢の崩れや浅い呼吸が重なることで、自律神経のリズムが乱れ、夜になっても身体がリラックスできなくなってしまいます。

新橋カイロプラクティック整体院では、眼精疲労を「目」ではなく、「神経と姿勢のバランス」から整えます。

・姿勢（骨格）を整えて、神経伝達をスムーズにする
・振動機器と手技で神経の興奮を鎮める
・首〜背中の筋緊張をゆるめ、深い呼吸を促す

これにより、神経がリラックスしやすい身体を取り戻し、“目が疲れにくい状態”を維持できるようになります。

整体と並行して、日常生活で神経を整える時間を持つことも大切です。

・寝る前に部屋を暗くして、静かな音楽を流す
・1時間に一度、深呼吸を3回行う
・目の奥が重いときは、首の後ろを温める
・お風呂上がりにスマホを見ない

これらの小さな習慣が、副交感神経を働かせ、“目も脳も休める夜”へ導いてくれます。

目の疲れは「使いすぎ」だけでなく、ストレスによって緊張した神経のサインでもあります。

神経と姿勢を整えることで、目だけでなく頭・首・全身の疲れが軽くなっていく。
それが、眼精疲労を根本から改善する第一歩です。

👉 眼精疲労の詳しい原因と改善法は
眼精疲労のページはこちら をご覧ください。

新橋カイロプラクティック整体院
院長　山本優希（国家資格　柔道整復師）
— 姿勢（骨格）・神経・筋肉の三軸から根本改善を目指す整体 —