眼精疲労の原因は“首”にあった|目の奥の重さと神経の関係

 

「パソコン作業のあと、目の奥がズーンと重い
「視界がかすむ
「首や肩も同時にこる」

そんな目の疲れが取れない状態が続いていませんか?

実は、眼精疲労は“目だけの問題”ではありません。
その原因の多くは、首の筋肉や神経の緊張にあります。

この記事では、首と神経の働きから見る眼精疲労のメカニズムと、
根本的に楽にするための整え方をお伝えします。

目がずーん


「目の疲れ」が取れない本当の理由

多くの人が「目が疲れた=目を休める」と考えがちですが、実際には首の筋肉や神経の疲労が根本原因になっていることが多いです。

長時間のデスクワークやスマホ操作で頭が前に出ると、首の後ろ側(後頭部〜肩にかけて)の筋肉が硬くなり、そのすぐそばを通る神経と血管を圧迫します。

結果として、目のまわりの筋肉や視神経への血流が悪くなり、目の奥の重さ・かすみ・頭痛といった症状が現れるのです。


首まわりの緊張が眼精疲労を悪化させる流れ

後頭神経

前かがみ姿勢で首や肩の筋肉が硬くなります。
硬くなった筋肉が後頭神経や視神経を圧迫すると、脳や目への血流が滞り、ピント調節がうまくできなくなります。
その結果、目の奥が重く感じ、慢性的な疲労感に変わってしまいます。

この流れを断ち切るためには、「目」だけでなく首の神経と姿勢のバランスを整えることが重要です。


目と神経をつなぐ「首の重要ポイント」

首の後ろには、目と深く関係する神経があります。
特に「後頭下筋群」と呼ばれる小さな筋肉は、視覚や平衡感覚に関係する神経のすぐ近くにあります。

この筋肉が緊張すると、「目の奥の重さ」「焦点が合わない」「頭がぼーっとする」など、目だけでなく全身の不調にもつながります。

後頭下筋群


神経と姿勢を整えて、根本から“目が楽に”

新橋カイロプラクティック整体院では、眼精疲労を“首・神経・姿勢”のバランスから整えています。

・首まわりの筋肉を緩め、神経の圧迫を解消
・背骨の歪みを整えて、神経伝達をスムーズ
・振動機器と手技で神経の緊張をやさしく鎮める

この3つのアプローチにより、目の奥の重さだけでなく、頭のクリアさ・集中力の回復にもつながります。


自宅でできる眼精疲労ケアのポイント

整体後の効果を長持ちさせるためには、日常生活の中で「神経を休ませる時間」をつくることが大切です。

・1時間に1回、画面から目を離して遠くを見る
・目の周りを温めて血流を促す
・首を軽く回して筋肉のこわばりをほぐす
・スマホは目線の高さに上げて見る

こうした小さな工夫の積み重ねが、神経の緊張をやわらげ、目の疲れにくい身体をつくります。


まとめ|“目”を楽にするには、“首”を整えることから

眼精疲労を根本から改善するには、首の神経と姿勢のバランスを整えることが欠かせません。

目の疲れを感じたときこそ、「首まわりが硬くなっていないか」を意識してみてください。


👉 眼精疲労の詳しい原因と改善法は
眼精疲労のページはこちら をご覧ください。


🖋 記事監修

新橋カイロプラクティック整体院
院長 山本優希(国家資格 柔道整復師)
— 姿勢(骨格)・神経・筋肉の三軸から根本改善を目指す整体 —

院長