片頭痛と緊張型頭痛の違い|整体で整える“首のバランス
天気の変化や疲れ、仕事のストレスなどで突然やってくる頭痛。
「ズキズキ痛む日もあれば、締め付けられるように重い日もある」
そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、頭痛にはいくつかのタイプがあり、中でも代表的なのが片頭痛と緊張型頭痛です。
この2つは似ているようで、原因もケアの方法もまったく異なります。
この記事では、それぞれの特徴と違いをわかりやすく整理し、整体的な視点から“頭痛を起こしにくい首の整え方”をお伝えします。
片頭痛と緊張型頭痛の違いとは?

頭痛には、病気が原因でない「一次性頭痛」と呼ばれるものがあり、その代表がこの2つです。
片頭痛(偏頭痛)
・ズキズキと拍動するような痛み
・片側、または両側に出ることもある
・光や音に敏感になり、吐き気を伴うことも
・寝不足や気圧の変化、ホルモンの影響などで起こりやすい
緊張型頭痛
・頭全体を締め付けられるような痛み
・首や肩のこりを伴う
・ストレスや長時間の同一姿勢で悪化
・夕方になると痛みが強くなる傾向
この2つを混同している方も多いですが、実は「首の状態」がどちらにも深く関わっています。
なぜ首のバランスが頭痛を引き起こすのか

頭は約5〜6kgの重さがあります。
それを支えているのが、わずか7つの首の骨(頚椎)です。
首のバランスが崩れると、筋肉の緊張や姿勢の乱れによって、神経や血管の働きが妨げられ、脳への血流が不安定になります。
血流が急に増えると片頭痛が起こりやすくなり、逆に滞ると緊張型頭痛につながることがあります。
つまり、首の歪みや筋肉の緊張が、頭痛の“スイッチ”を押してしまう原因になるのです。
ストレスと自律神経の関係も深い
頭痛は単に首や筋肉の問題だけではありません。
強いストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位な“緊張モード”が続きます。
この状態では、筋肉が硬くなり血管が収縮し、脳への血流がさらに不安定になります。
緊張型頭痛に加えて、ストレス後に片頭痛が出るという「混合型頭痛」に悩む方も増えています。
頭痛薬に頼り続ける前に見直したいこと

頭痛薬を飲むと一時的には楽になりますが、根本的な原因(首・姿勢・神経のバランス)が整っていないと、痛みは再び戻ってしまいます。
薬は“痛みの伝達を止める”だけで、“痛みを起こす体の仕組み”までは変えられません。
一方で整体では、神経の働きと姿勢を整えることで、頭痛を起こしにくい身体の状態を目指します。
当店の整体が頭痛にアプローチできる理由
新橋カイロプラクティック整体院では、「姿勢(骨格)・神経・筋肉」の三軸を整えることで、頭痛の根本原因にアプローチします。
・首の骨格バランスを整え、血流と神経の通り道を確保
・振動機器と手技によるやさしい刺激で、神経の緊張を緩める
・姿勢を安定させることで、再発しにくい身体へ導く
また、必要に応じて提携クリニックでレントゲンを確認し、首のカーブや歪みの状態をしっかり把握した上で施術を行います。
痛みを“抑える”のではなく、神経が正常に働く身体をつくることが目的です。

日常でできる頭痛予防のコツ
整体に通うだけでなく、日々の小さな習慣の積み重ねも重要です。
・長時間同じ姿勢を続けない
・スマホは目線の高さで操作する
・深呼吸を意識して、リラックスする時間をつくる
・寝る前に首の後ろを温めて血流を促す
首まわりをリラックスさせることが、頭痛を遠ざける最初の一歩になります。
まとめ|頭痛は「首」と「神経」から整える
片頭痛も緊張型頭痛も、“首の状態”と“神経の働き”が深く関係しています。
痛みを和らげるだけでなく、頭痛を繰り返さない身体をつくるためには、姿勢と神経のバランスを見直すことが大切です。
👉 頭痛の詳しい原因と整体での改善法は
頭痛のページはこちら をご覧ください。
🖋 記事監修
新橋カイロプラクティック整体院
院長 山本優希(国家資格 柔道整復師)
— 姿勢(骨格)・神経・筋肉の三軸から根本改善を目指す整体 —



