ヘルニアの痛みは「神経の圧迫」だけじゃない|姿勢から考える原因と整え方

腰の痛み足の痺れが続いている」
首から腕にかけて違和感がある」
「病院で“ヘルニア”と言われて不安になった」

そんな悩みを抱えていませんか?

ヘルニアは“神経が圧迫されている”というイメージが強いですが、実際には姿勢の歪みや筋肉の緊張が関係しているケースも多くあります。

この記事では、頚部(首)・腰部ヘルニアの痛みが起こる仕組みと、再発を防ぐための身体の整え方を解説します。

ヘルニアSOS


ヘルニアは「神経のSOS」

ヘルニアとは、背骨のクッションである椎間板が飛び出し、その周囲の神経を刺激する状態のことです。

特に腰の「腰椎ヘルニア」や首の「頚椎ヘルニア」は、日常生活の中で知らないうちに悪化することがあります。

・長時間のデスクワークで猫背になる
・重い荷物を持ち上げる
・スマホやパソコンを長く見続ける

こうした姿勢のクセによって背骨に負担がかかり、神経が圧迫されやすい環境が生まれてしまうのです。


痛みの本当の原因は「神経の過敏化」

実は、ヘルニアによる痛みのすべてが“圧迫”によるものではありません。
神経の過敏反応が関係しているケースもあります。

神経はストレスや血流不足によって過敏になり、わずかな刺激にも「痛い」と反応してしまいます。

この神経の過敏化が続くと、痛みが長引いたり、しびれが取れにくくなるのです。


姿勢の崩れが神経を刺激し続ける

猫背

猫背や骨盤の傾き、ストレートネックなど、姿勢が乱れると神経への圧力が部分的に強くなります。

背骨を通る神経は、首から腰、足先まで一本のラインでつながっているため、首の歪みが腰に影響したり、腰の問題が足の痺れを引き起こすこともあります。

つまり、神経を守るには姿勢のバランスを整えることが欠かせないということです。


“圧迫を取る”のではなく、“神経を整える”

新橋カイロプラクティック整体院では、ヘルニアを「押し戻す」ことを目的とせず、神経の働きを正常に整えることを重視しています。

・背骨や骨盤の歪みを整え、神経の通り道を確保
・振動機器と手技で神経の興奮をやさしく鎮める
・首〜腰にかけてのバランスを整え、再発を防止

神経の圧迫だけでなく、“神経の働き”そのものを整えることで、痛みや痺れを根本から改善へ導きます。

施術


日常で意識したいヘルニア予防のポイント

日々の姿勢や習慣を少し変えるだけでも、神経や椎間板への負担を大きく減らすことができます。

・座るときは浅く腰をかけず、骨盤を立てる
・スマホを見る時間を短くする
・寝る前にお尻や太もものストレッチを行う
・長時間同じ姿勢を続けない

小さな積み重ねが、ヘルニアの再発防止に大きくつながります。


まとめ|“神経の通り”を整えることが回復への近道

ヘルニアは「飛び出した椎間板」だけの問題ではなく、姿勢と神経の働きが深く関係しています。

身体のバランスを整え、神経が正常に働ける環境をつくることが、痛みの再発を防ぎ、根本から回復するための第一歩です。


👉 ヘルニアの詳しい原因と改善法は
頚部・腰部ヘルニアのページはこちら をご覧ください。

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🖋 記事監修

新橋カイロプラクティック整体院
院長 山本優希(国家資格 柔道整復師)
— 姿勢(骨格)・神経・筋肉の三軸から根本改善を目指す整体 —

院長