自律神経と気圧の関係｜天気で体調が崩れる原因と整体の対策

雨の日や台風の前になると、頭が重くなったり、身体がだるくなったりしませんか？
「天気が悪いと不調になる」と感じている方の多くは、自律神経のバランスが崩れている可能性があります。

この記事では、気圧の変化が自律神経に与える影響と、整体の視点から行える“環境に左右されにくい身体づくり”について詳しく解説します。

気圧の変化が自律神経に影響する仕組み

人の身体は、常に外気圧の変化を感じ取っています。
気圧が下がると、身体の内側との圧力差が生じ、その情報は耳の奥（内耳）から脳の自律神経中枢に伝わります。

このとき、交感神経（活動の神経）と副交感神経（休息の神経）の切り替えがうまくいかないと、頭痛・めまい・だるさ・気分の落ち込みといった症状が現れやすくなります。

特に、ストレスや姿勢の乱れがある人は、もともと神経が緊張しやすいため、気圧の変化に敏感に反応してしまうのです。

自律神経が気圧変化に影響を受けると、次のような症状が起こりやすくなります。

・頭痛、頭の重さ
・めまい、耳鳴り
・首や肩のこり
・全身のだるさ
・気分の落ち込み、集中力の低下
・眠気、やる気が出ない

こうした不調は、病気ではなく神経の調整機能の乱れによって起きています。

・日常的にストレスを感じている
・長時間のデスクワークで姿勢が崩れている
・呼吸が浅く、胸（胸郭）が硬い
・睡眠の質が低下している

これらの共通点にあるのは、「常に交感神経が優位で、副交感神経が働きにくい」状態。
つまり、“神経が休めていない”ことが根本原因です。

新橋カイロプラクティック整体院では、
気圧や天気による不調を感じやすい方に向けて、
神経が柔軟に働ける身体を取り戻す整体を行っています。

・姿勢（骨格）を整えて、神経の通り道をスムーズにする
・振動機器と手技で、神経の興奮を穏やかに鎮める
・背骨と骨盤のバランスを安定させ、血流を促す

これにより、脳と身体の情報伝達が正常化し、気圧の変化にもブレにくい神経状態をつくります。

整体とあわせて、日常生活でも神経を整える習慣を意識しましょう。

・朝、太陽の光を浴びて体内リズムをリセット
・首や肩を温めて血流を促す
・就寝前のスマホを控え、副交感神経を働かせる
・軽いストレッチや深呼吸を毎日続ける

小さな習慣の積み重ねが、気圧変化に強い身体をつくります。

気圧や天候に敏感なのは、神経が繊細に働いている証拠です。
しかし、その状態が続くと神経は疲弊し、痛みやだるさを感じやすくなります。

整体で姿勢と神経のバランスを整え、“自律神経が柔軟に反応できる身体”を取り戻しましょう。

👉 自律神経失調症の詳しい原因と整体での改善法は
自律神経失調症のページはこちら をご覧ください。

新橋カイロプラクティック整体院
院長　山本優希（国家資格　柔道整復師）
— 姿勢（骨格）・神経・筋肉の三軸から根本改善を目指す整体 —