頚椎ヘルニアの痛みや痺れは“神経のサイン”｜首の歪みと姿勢が関係している

「首から肩にかけて痛みがある」
「腕や手に痺れが広がる」
「病院で“頚椎ヘルニア”と診断された」

そんな症状に不安を感じていませんか？

頚椎ヘルニアは、首の骨の間にあるクッション（椎間板）が飛び出し、神経を刺激することで痛みや痺れを引き起こします。

しかし実際には、飛び出した部分そのものよりも、神経が過敏になっている状態が関係しているケースも少なくありません。

この記事では、首の神経に起こっていることと、再発を防ぐための整え方について解説します。

頚椎ヘルニアはなぜ起こるのか？

首は約5〜6kgある頭を支える重要な部位です。
そのため、少し姿勢が崩れるだけでも首の骨に大きな負担がかかります。

・パソコンやスマホを長時間使う
・うつむいた姿勢で作業を続ける
・ストレスで首や肩がこわばる

こうした日常の積み重ねにより、首の骨の間にある椎間板が後方へ押し出され、神経を刺激してしまうのです。

一般的には「神経が圧迫されている」と言われますが、実際には神経が過敏化している状態が痛みや痺れを強くしています。

神経はストレスや血行不良、姿勢の歪みなどによって興奮しやすくなり、わずかな刺激にも「痛い」「痺れる」と反応します。

そのため、頚椎ヘルニアの改善には、単に圧迫を取るだけでなく、神経の働きを落ち着かせることが欠かせません。

姿勢が崩れると、首の骨がわずかに傾き、神経の通り道が狭くなります。

とくに「ストレートネック」や「巻き肩」の人は、首が前に出る姿勢によって、神経や血管が常に引っ張られた状態になります。

この状態が続くと、首まわりの筋肉が硬くなり、神経が圧迫されやすくなる。
結果として、手の痺れや肩甲骨まわりの痛みなど、さまざまな不調へとつながります。

新橋カイロプラクティック整体院では、頚椎ヘルニアを単なる「首の問題」としてではなく、姿勢（骨格）・神経・筋肉の三軸の乱れとして捉えます。

・背骨や骨盤のバランスを整え、首の神経への圧力を軽減
・振動機器と手技で神経の興奮をやさしく鎮める
・首〜肩〜背中の緊張をゆるめ、呼吸と血流を改善

こうして神経の通りを整えることで、痛みや痺れが軽減し、再発しにくい状態へ導きます。

整体の効果を持続させるために、日常生活の中でも首をいたわることが大切です。

・スマホを目線の高さで見る
・デスクワーク中は1時間に一度立ち上がって姿勢をリセット
・枕は首の自然なカーブを支える高さに調整
・入浴時に首の後ろを温めて血行を促す

このような小さな工夫が、神経への負担を大きく減らします。

頚椎ヘルニアの痛みや痺れは、神経の圧迫だけでなく、姿勢の崩れと神経の過敏化が深く関係しています。

神経の働きを整え、姿勢のバランスを回復させることで、根本から回復し、再発しにくい首の状態をつくることができます。

👉 頚椎ヘルニアの詳しい原因と改善法は
頚部・腰部ヘルニアのページはこちら をご覧ください。

新橋カイロプラクティック整体院
院長　山本優希（国家資格　柔道整復師）
— 姿勢（骨格）・神経・筋肉の三軸から根本改善を目指す整体 —