膝の痛みを“根本から改善”へ|振動療法(バイタルリアクトセラピー)で神経にアプローチ
東京・港区新橋の新橋カイロプラクティック整体院では、膝の痛みを「関節だけの問題」として見るのではなく、姿勢のバランス・筋肉の働き・神経の連動といった全体のつながりに着目してサポートしています。
ここでは、膝の痛み専用ページの内容を踏まえながら、当店で行っている振動療法(バイタルリアクトセラピーをもとにしたアプローチ)について、少し専門的な視点から解説します。
🔗膝の痛みの改善専門|東京・新橋|バイタルリアクトセラピー
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膝の動きは「関節」だけでなく
脳・神経・筋肉のチームワークで成り立つ

膝の曲げ伸ばしは、膝関節そのものだけでなく、
- 脳からの指令(神経)
- 太もも・お尻・ふくらはぎなどの筋肉の働き
- 骨盤や背骨を含めた姿勢バランス
といった要素が連動して初めてスムーズに動くようになります。
長時間同じ姿勢が続いたり、前かがみ・猫背の姿勢が習慣になると、骨盤や背骨の周囲に緊張が溜まりやすくなります。すると、
- 股関節や足首の動きが出にくくなる
- 太ももの前側ばかりに力が入りやすくなる
- 片脚だけに体重が乗りやすくなる
といった状態になり、結果として膝関節に負担が集中しやすい状況が生まれます。
つまり、膝の痛みそのものは膝関節の問題が中心だとしても、
「どう立つか」「どう歩くか」「どこに体重が乗っているか」によって、痛みの出方や回復のしやすさが大きく変わってきます。
膝の痛みと姿勢の関係
― 医療での評価と整体的な視点
中高年以上の方の膝の痛みでは、変形性膝関節症など、膝関節そのものの変化が関係しているケースが多いとされています。
膝の腫れ・熱感・強い痛み・夜間のズキズキ感などがある場合は、まず整形外科などの医療機関で状態を確認することが大切です。
一方で、
- 階段や立ち上がりでだけ痛みが出る
- レントゲンでは「年相応」と言われたが、動くとつらい
- 片側だけに痛みが集中している
といった場合、姿勢バランスや筋肉の使い方が膝への負担を強めている可能性もあります。
当店では、
- 立ったときの重心の位置(片脚に偏っていないか)
- 股関節・足首の動きと膝の連動
- 骨盤や背骨の歪みが膝の動きにどう影響しているか
といった点を、医療での評価とは別の角度から確認し、膝にかかる負担を減らすサポートを行っています。
振動療法(バイタルリアクトセラピー)とは?
― 当店での考え方

当店で使用している振動療法は、バイタルリアクトセラピーで使用される考え方に基づいた振動機器を用い、背骨まわりや骨盤などに細かな振動刺激を与えるアプローチです。
目的は、
- 背骨周囲の緊張をゆるめ、動きやすさを引き出す
- 筋肉の過度なこわばりを和らげ、関節にかかる負担を分散しやすくする
- 姿勢を支える部分のバランスを整え、膝だけに負担が集中しにくい状態を目指す
ことであり、強く押したり、無理に関節を動かすためのものではありません。
この振動療法は、医療機関で行われる標準的な治療(手術・注射・投薬など)とは異なり、
「姿勢・筋肉・動きのバランスに働きかける当店独自の調整法」という位置づけです。
施術の流れ ― 膝だけでなく全身の連動をチェック

膝のご相談の場合も、最初から膝だけをみることはしません。
次のような流れで、全身のつながりを確認していきます。
- 姿勢の確認
立位・座位での重心バランス、猫背・反り腰の有無、左右差などをチェックします。 - 必要に応じたレントゲン確認
これまでに撮影されたレントゲンの情報や、提携クリニックで撮影したレントゲンを参考にし、
骨格バランスやすべりの有無などを確認します(当店では診断は行いません)。 - 医療機関での精査が必要と思われる場合
強い腫れ・熱感・夜間の強い痛み・急なロッキング(引っかかり)などがある場合は、
MRIなども含めた精査を行っている医療機関で、状態をみてもらうことをおすすめしています。 - 振動機器+手技による全身の調整
振動機器で後頭部・首・背中・腰・骨盤などを整えつつ、必要に応じて手技で連動をサポート。
膝に直接強い刺激を入れるのではなく、膝にかかる負担の「元」を減らしていくイメージです。
日常で意識したい
“膝にやさしい”動き方のポイント
施術とあわせて、日常の工夫も膝の負担軽減にはとても大切です。
一部をご紹介します。
- 座り時間が長い日はこまめに立つ
1時間に1回は立ち上がり、足首や股関節を軽く動かして、同じ場所に負担をためないようにします。 - 靴底の片減りチェック
外側だけ・内側だけが極端にすり減っている場合は、重心が偏っているサインです。
靴の見直しやインソールの活用も検討してみましょう。 - 就寝前に太もも・膝まわりを温める
入浴やカイロなどで筋肉を温めることで、こわばりが和らぎやすくなります。 - 階段は「足裏全体で静かに」
降りるときは、かかとからドンと着地するのではなく、
足裏全体で静かに着地し、膝を伸ばしきってロックしないよう意識します。
医学的な配慮と
振動療法の位置づけについて

振動療法は、
- 痛みの軽減
- 関節や筋肉の動きやすさの向上
- 再発予防を目指した身体づくり
といった点をサポートする補完的なアプローチです。
変形性膝関節症など、膝関節そのものの変化が強い場合には、
構造自体を元通りにするものではありません。
腫れ・熱感・夜間の強い痛み・急な痛みの悪化などがあるときは、まず医療機関での評価(レントゲンやMRIなど)を優先してください。
当店では、
- 医療機関での診断・治療
- 姿勢や動きのバランス調整
を両立させることが大切だと考えており、必要に応じて提携クリニックでのレントゲン確認もご案内しています。
まとめ|“連動”を整えることで
膝にかかる負担を軽くしていく
膝の痛みの背景には、
- 膝関節そのものの変化
- 姿勢の崩れや荷重バランスの偏り
- 筋肉同士の協調運動の乱れ
といった複数の要素が重なっていることが少なくありません。
振動療法(バイタルリアクトセラピーで使用する考え方をもとにした振動機器)と手技で、
全身の連動を整え、膝だけに負担が集中しにくい身体づくりをめざします。
東京・港区新橋エリアで、
- 階段や立ち上がりで膝がつらい
- 整形外科では「年齢相応」と言われたが、まだ何かできることを探したい
- 姿勢や身体のバランスから膝をケアしてみたい
という方は、一度ご相談ください。
▶ ご予約・お問い合わせはこちら
https://office-yamamoto.jp/contact/
🧑⚕️この記事を書いた人
院長:山本優希(国家資格:柔道整復師)/新橋カイロプラクティック整体院(東京・港区)
バイタルリアクトセラピーを学び、振動機器を導入している整体院です。
姿勢(骨格)・神経・筋肉の三軸から、再発しにくい身体づくりをサポートしています。
提携クリニックと連携し、必要に応じてレントゲン確認もご案内します。


