手術をすすめられた脊柱管狭窄症の方へ|神経の働きを整えて痛みのない日常を

「手術をすすめられたけれど、できれば避けたい」
「薬を飲んでも変わらない」「歩くと足が重くなる」

そんな不安を抱える方は少なくありません。

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、
神経が圧迫されて痛みや痺れが起こる症状です。

主な原因は加齢に伴う椎間板の変性や靭帯の肥厚、関節の変形などですが、
実は“日常の姿勢や筋肉の緊張”も症状を悪化させる大きな要因になります。


「構造の問題」だけでなく「神経の機能の乱れ」も関係している

腰

脊柱管が狭くなることで神経が圧迫されるのは事実です。
しかし実際に痛みを強くしているのは、神経の過敏化と筋肉の防御反応であることが分かっています。

長時間の前かがみ姿勢や筋肉のこわばりによって血流が滞ると、神経が酸素不足になり、刺激に対して過敏に反応するようになります。

このような状態では、軽い刺激でも強い痛みや痺れを感じやすくなり、「構造的な狭窄」だけでは説明できない症状が現れます。

つまり、骨の変形が残っていても、神経の機能を安定させることで痛みの軽減が期待できるということです。


神経の働きを整えるための三軸アプローチ

新橋カイロプラクティック整体院では、脊柱管狭窄症の方に対して、神経の働きを取り戻すことを目的とした施術を行っています。

姿勢(骨格)
 前かがみ姿勢を支える腰背部の筋肉を緩め、骨盤の傾きを整えることで、神経への負担を軽減し機能回復を促します。

神経
 振動機器による適切な刺激で、過敏化した神経の興奮をやさしく鎮め、正常な伝達をサポートします。

筋肉
 緊張の強い背部や腰部の筋肉を整え、血流と酸素供給を改善し、神経の修復環境を整えます。

この3つの軸を同時に整えることで、神経の通りがスムーズになり、歩行時の痛みや痺れの軽減が期待できます。

施術画像まとめ


医療との併用が大切です

脊柱管狭窄症の診断や重症度の判定には、MRIによる神経圧迫の確認が欠かせません。

当店では、提携クリニックと連携し、必要に応じて
・レントゲン(骨格バランスの確認)
・MRI(神経や軟部組織の状態の確認)
を推奨しています。

施術は医療行為を代替するものではありませんが、医療と併用することで、安心して身体の回復を進めるサポートが可能です。

MRIとレントゲン


症状を悪化させる生活習慣を見直す

脊柱管狭窄症の方に共通してみられるのが、

・長時間の座り姿勢
・重い荷物による負担
・背中を丸めたままのスマホ・PC操作

といった日常動作のクセです。

これらは腰のカーブを崩し、神経への圧迫を強める原因になります。

まずは、
・椅子に深く座って骨盤を立てる
・1時間ごとに立ち上がる
・腰を冷やさず温める
といった基本的なケアを意識することが、神経への負担軽減につながります。


当店での改善例

腰が痛くて歩けない

・80代男性:10分歩くと足がしびれていたが、5回目の施術後に買い物が楽に
・60代男性:階段を避けていたが、2ヶ月後には昇り降りが可能に
・50代女性:夜間の脚のだるさが軽減し、睡眠の質が改善

構造を完全に変えることはできなくても、神経の働きを回復させることで「動ける身体」を取り戻す方が増えています。


まとめ|“手術しかない”と感じた方へ

脊柱管狭窄症は、加齢による変化だけでなく、神経や筋肉の働きの乱れが深く関係しています。

重度の場合には手術が必要なケースもありますが、神経の働きを整えることで、痛みを軽減し日常動作を取り戻す可能性があります。

「痛みを和らげたい」「自分の力で歩きたい」
そんな方は、ぜひ一度、神経の通りを整える施術をお試しください。


👉 脊柱管狭窄症の詳しい原因と施術内容は
脊柱管狭窄症のページはこちら をご覧ください。

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🖋 記事監修

新橋カイロプラクティック整体院
院長 山本優希(国家資格 柔道整復師)
— 姿勢(骨格)・神経・筋肉の三軸から根本改善を目指す整体 —

院長