肩がこる・重くなる理由|肩以外に目を向ける必要があります
夕方になると肩が重くなる。
仕事が終わる頃には、首から肩にかけてどっと疲れが出る。
「肩がこっているから、肩が原因」
そう考えて、
ストレッチやマッサージを続けている方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、
肩そのものではない部分が原因となって、肩のこりや重さが出ているケースも少なくありません。
肩こりが続いている方は、
こちらの内容も参考になります。
→ 首・肩こりの症状ページ(https://office-yamamoto.jp/kubi-katakori/)
■肩がこるのに「肩以外」を見る必要がある理由
肩の筋肉は、
身体の中でも常に使われ続けている部位です。
しかし、
本来であれば肩だけに負担が集中することはありません。
問題になるのは、
姿勢(骨格構造)が崩れた状態が続いている場合です。
姿勢が崩れると、
首・背中・腰のバランスが乱れ、
その影響が最終的に「肩」に現れます。
つまり肩のこりや重さは、
結果として出ているサインであることが多いのです。
■デスクワークで起こりやすい姿勢の変化

新橋・汐留周辺で働く方に多いのが、
次のような姿勢です。
・パソコン作業で頭が前に出る
・画面を覗き込むように首が下がる
・背中が丸くなり猫背になる
・肩が内側に入り、巻き肩になる
・骨盤が後ろに倒れた座り方が続く
この状態が続くと、
首から背中にかけての骨格構造が崩れ、
神経の働きが弱まりやすくなります。
その結果として、
・肩が張る
・重だるさが抜けない
・夕方に一気につらくなる
といった状態が現れます。
■肩の重さが仕事に与える影響
肩こりが姿勢と神経の問題として進んでいる場合、
次のような変化が出やすくなります。
・集中力が続かない
・呼吸が浅く感じる
・首まで違和感が広がる
・寝ても疲れが抜けにくい
「肩がつらい」だけでなく、
仕事のパフォーマンスや回復力にも影響が出ているサイン
と考えることができます。
■当店の考え方:肩を直接ほぐさない理由

当店では、
肩こりに対して肩だけを揉みほぐすことは行っていません。
重視しているのは、
・首
・背中
・腰
といった姿勢を支える骨格構造と、
それに関わる神経の働きです。
レントゲンで骨格の状態を確認し、
振動機器と手技を組み合わせて、
神経が働きやすい状態へ整えていきます。
その結果として、
肩に集中していた負担が軽減され、
肩のこりや重さが楽になるケースが多くあります。
■日常でできる小さなヒント
肩が重いときほど、
肩を動かす前に「姿勢を一度整える」ことを意識してみてください。
椅子に深く座り、
背すじを軽く伸ばして深く呼吸する。
これだけでも肩周りの緊張が変わりやすくなります。
■まとめ
肩のこりや重さは、
肩だけの問題として起こっているとは限りません。
姿勢(骨格構造)の崩れによって神経の働きが弱まり、
その結果として肩に症状が現れているケースも多くあります。
つらさが続く場合は、
肩以外の部分にも目を向けてみることが大切です。
──この記事を書いた人──
山本 優希|新橋カイロプラクティック整体院
姿勢(骨格構造)の変化が神経の働きに影響するという考えを軸に、
首・背中・腰を中心とした整体を行っています。
レントゲンで骨格の状態を確認し、
振動機器と手技を組み合わせて
「神経が働きやすい身体」を整えることを大切にしています。

