寝ても疲れが取れない人の共通点|深部体温と自律神経の関係
「しっかり寝たのに疲れが残っている」
「朝起きてもスッキリしない」
そんな状態が続いていませんか?
それは身体の回復力が落ちているサインかもしれません。
最近の研究では、自律神経と深部体温(身体の内側の温度)が、睡眠の質に大きく関係していることが分かっています。
この記事では、寝ても疲れが取れない人の共通点と、整体による“回復しやすい身体”づくりについて解説します。
深部体温が下がらないと「眠りのスイッチ」が入らない

人は眠るとき、体の内側の温度(深部体温)が下がることで、脳と神経が休息モードに切り替わります。
しかし、
・夜遅くまでスマホやパソコンを使用
・ストレスによる交感神経の高ぶり
・冷暖房の影響で体温調整がうまくいかない
などの要因で、深部体温が下がりにくくなっている人が増えています。
結果として、「寝つきが悪い」「眠りが浅い」「途中で目が覚める」といった症状が現れます。
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自律神経が乱れると「休んでも休まらない」状態に
日中の活動を支えるのは交感神経、夜に身体をリラックスへ導くのは副交感神経です。
本来はこの2つがバランスを取りながら切り替わるのですが、ストレス・姿勢の崩れ・過労などが重なると、交感神経が優位な“緊張モード”のまま眠ってしまうことがあります。
この状態では、眠っていても筋肉や内臓がしっかり休めず、翌朝になっても疲労が抜けにくいのです。
姿勢の乱れも睡眠の質を下げる

意外に知られていませんが、姿勢の歪みも睡眠の質に大きく影響します。
背中が丸まると胸郭(きょうかく)が圧迫され、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いまま眠ると、脳への酸素供給が減り、睡眠中も神経がリラックスできない状態になります。
当店では、
・背骨や骨盤の歪みを整える手技
・振動機器による神経調整
・呼吸のしやすい姿勢づくり
を通して、身体を「回復モード」に切り替えるサポートを行っています。
👉 関連ページ:自律神経失調症のページ
睡眠の質を上げるための3つのセルフケア

日常の少しの工夫で、深部体温と自律神経のバランスを整えることができます。
① 寝る90〜120分前に入浴する
→ 一度体温を上げてから自然に下がるタイミングで入眠しやすくなります。
② 寝る前のスマホ・PCを控える
→ 強い光(ブルーライト)は神経を興奮させ、体温低下を妨げます。
③ 仰向けで寝る習慣をつける
→ 背骨がまっすぐ支えられ、神経と呼吸のリズムが整いやすくなります。
まとめ|「疲労が抜けない夜」は身体からのSOS
寝ても疲れが取れないのは、睡眠の“時間”ではなく“質”の問題です。
深部体温と自律神経のリズムを整えることで、
本来の回復力を取り戻し、朝から動ける身体へと変わっていきます。
「眠ってもだるい」「朝起きるのがつらい」
そんな方は、ぜひ身体のバランスを整えるケアを取り入れてみてください。
📍新橋カイロプラクティック整体院では、
柔道整復師(国家資格)である院長が、
神経・姿勢・睡眠の三軸から、疲労回復と自律神経の安定をサポートします。
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🧑⚕️この記事を書いた人
院長:山本優希(国家資格:柔道整復師)
整骨院勤務を経て、慢性的な痛み・姿勢不良・自律神経の乱れに悩む方の根本改善を目的に開業。
「姿勢・神経・筋肉」の三軸を整える整体で、再発しにくい身体づくりをサポートしています。


