なぜ仕事中に頭痛が起こりやすいのか|神経が過敏になっている状態について
仕事の途中から頭が重くなる。
次の日も朝から頭が痛い。
こめかみがズーンと痛む。
ひどい日は、画面を見るのもつらくなる。
頭痛があると、
「目を使いすぎたのかな」
「血流が悪いのかも」
と考える方が多いかもしれません。それも事実です。
しかし現場で身体を見ていくと、頭痛は 「神経が過敏になっている状態」 で起こっているケースも多く見かけます。
頭痛は「神経が休めていないサイン」
私たちの身体には、痛みや違和感を感じ取る役割を持つ神経があります。
本来、神経は「働く(緊張)」と「休む(緩和)」を繰り返しながら、バランスを取っています。
しかし、次のような状態が続くとどうなるでしょうか。
- 長時間の緊張感
- 同じ姿勢の継続
- 画面を見続ける集中状態
これらが続くと、神経は「休めない状態(興奮状態)」で固定されやすくなります。
この過敏な状態が、頭痛や重だるさという形で表に出てくることがあります。
デスクワークで神経が過敏になりやすい理由
新橋・汐留周辺で働く方に多いのが、次のような環境です。
✅ パソコンを長時間見続ける
✅ 会議や作業で集中が途切れない
✅ 席を立つタイミングが少ない
✅ 無意識に呼吸が浅くなる
こうした環境では、首や後頭部まわりの神経が常に刺激を受け続けます。
その結果、
「締めつけられるような痛み」
「夕方になると強くなる頭痛」
「休んでも抜けにくい頭の重さ」
といった不調につながりやすくなります。
頭痛が続く人に多い身体の反応
頭痛が起こりやすい方には、次のような反応がよく見られます。
・無意識に肩や首に力が入っている
・仕事中、奥歯を食いしばっている
・常に頭がフル回転している
これらは性格の問題ではなく、
神経がスイッチオフできない状態が続いているという、身体からのサインと考えることができます。
当店の考え方:頭痛を「鎮める」視点
当店では、頭痛を「血流を良くする」「筋肉を揉みほぐす」だけの問題とは考えていません。
重視しているのは、次の2点です。
- 神経の過剰な緊張が抜けているか
- 身体が「休むモード」に入れる状態か
首・後頭部・背中を中心に、振動機器と手技を組み合わせて、
神経が落ち着きやすい身体の状態をつくっていきます。
仕事中にできる小さなヒント
頭が重くなってきたときは、画面から一度目を離し、
「ふぅー」っと長く息を吐く時間をつくってみてください。
「休もう」と意識するだけでも、張りつめた神経のスイッチを切り替えるきっかけになります。
まとめ
仕事中に起こる頭痛は、頭そのものではなく、
神経が過敏になっている状態によって起こっていることがあります。
「目を休めても良くならない」
「夕方になると必ずつらくなる」
そんな場合は、身体の緊張状態そのものに目を向けてみてください。

