起立性調節障害で不登校になる学生
「体調が悪くて学校にいけない」というと”ズル休み”と考える親御さんも多いです。
実は、不登校の学生の4割が「起立性調節障害」といわれています。この起立性調節障害には自律神経が深く関わっています。
自律神経とは
心臓を意識的に止めたり、バクバクさせたりできないことと同じように、自分で意識してコントロールできない臓器・器官を自動的にコントロールしてくれる優秀な働きをする神経のことです。
よく聞く「自律神経失調症」はこの自律神経のコントロールが正しくできず、乱れている状態を指します。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は起きている時に主に活躍する神経で、副交感神経は寝ている時に主に働いています
不眠の悩みもこれに関わっていて、夜寝ている時に本来働く副交感神経よりも活動時に働く交感神経が優位に働いていしまったら寝付けなくなったり、途中で起きてしまったりします。さらに起きた時に疲労が抜けきらずだるい、オンとオフの切り替えができず動き出せないなども自律神経の乱れによる症状の一つです。
起立性調節障害とは
自律神経の乱れは、子供でも大人でも、高齢者の方でも起こります。学生にこのような症状が起きた時の診断名として「起立性調節障害」と挙げられます。
学生の中でも、小学生の高学年頃から増加傾向にあり、中学生になるとさらに増えます。男女比では女子の方が2割ほど多いと言われています。
約10人に1人が起立性調節障害だと言われているほど多くなっている症状です。
新橋カイロプラクティック整体院に通う”起立性調節障害”の学生でも一番多いのは中学生の女子です。
この中で多い悩みは、【夜眠れない】【朝起きれない】【起き上がるのがしんどい・だるい】です。
親が気を付けること
- 起立性調節障害は身体の問題であることを認識すること
- 朝起きないのではなく、起きることができない
- なまけではない
だるそうにしている、元気がないと根性論のようなことを思ってしまう、言ってしまう親御さんもいます。しかし起立性調節障害は、心臓がバクバクしてしまうような病気、消化不良などの症状、頭痛やめまいと同じような自律神経の乱れによる症状であることを理解しましょう。
自律神経の乱れにより、本来眠るべき夜に寝付けず、起きるべき朝に起き上がれず、常に倦怠感を感じています。
決してなまけているわけではありません。
大切なお子様が本当に辛い症状に悩んでいる時に、さらに親にも疑われ、ストレスを感じさせることは絶対にやめてあげてください。
起立性調節障害は自律神経の乱れが起こす病気です。
まとめ
新橋カイロプラクティック整体院では、起立性調節障害という病気の治療は行いません。
自律神経が正常に機能するために、骨格や身体機能を正常にすることを目的としたカイロプラクティックを行います。
今まで原因がわからず薬でごまかしてきた、薬を飲んでも効果がない、なるべく薬に頼りたくない。。。
このような方、このような学生の親御さんはぜひお気軽にご相談ください。
起立性調節障害に悩む学生の施術料は初診から3,000円でご案内しています。
1日でも早く体調が回復するためのお手伝いをさせてください。
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